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高齢者を経済危機から救う!10項目のチェックリストで確認しよう(追記R5.0210)

別居している、高齢の家族がいる場合、「もしや詐欺にあっているのでは…」「妙な訪問販売に付け込まれていないだろうか…」考え始めると、不安ですよね…。

この記事では消費生活センター等の情報をもとに、うさみみ個人の体験から「10のチェックリスト」を再構成してみました。どうぞご活用ください!

UnsplashのAlexander Milsが撮影した写真

10のチェックリスト/スマホのメモ帳に貼り、実家でこっそり確認!

  • □【書類】1.不審な契約書・請求書や、大量のDM・カタログ、宅配業者の不在通知は?
  • 【食品】2.不審な健康食品(押し入れ、台所周り)カニ(冷蔵庫・冷凍庫)等ある?
  • 【重複品】3.新品のふとん等(押し入れ、寝室)、同じような商品が大量にないか。
  • 【外回り、通信機器】4.屋根や外壁(外回り)、電話機周辺(PC等家電周り)等、不審な工事の跡がみられないか。
  • □【新聞、景品】5.複数社から配達された新聞・景品類などがないか。
  • □【出入り、電話】6.不審な業者の出入り、頻繁にかかる不審な電話は? ご家族が電話口で困ったり、怖がったりしている様子は?
  • □【カレンダー】7.不審な書き込みがあったり、支払日、業者の訪問日など印がついていないか?特に、年金受給日(偶数月15日)の前後に注意して。
  • □【言動】8.生活費が不足したり、急に節約を宣言するなど、お金に困っている様子は?
  • □【通帳】9.預金通帳などに、不審な出金の記録はないか。
  • □【カード類】10.コンビニなどで、プリペイドカードを大量に購入した形跡がないか。

1.不審な契約書・請求書や、大量のDM・カタログ、

宅配業者の不在通知の対処

    1. 契約書や請求書の確認: 契約書や請求書を見つけたら、ご家族に確認し「サービスや商品を注文した覚えがない」場合には、注意が必要です。不審な場合は、書類元に連絡するよりも先に、同様の事例をネットで検索したり、関連する機関(消費者センター等)に相談しましょう。
    2.  
    3. ダイレクトメールやカタログの管理: 大量のDMやカタログが届いた場合、それらを一度受け取った上で、差出人が信頼できるかどうかをネットで検索。信頼できない場合は、それらを破棄するか、もしくは「受け取らない」旨、郵便局や企業に申し出ることができます。
    4.  
    5. 効果抜群!1枚のステッカーで、無断投函・勧誘訪問が大幅減!
  1.  実は、うさみみ家で一番楽だった一手は、↓のステッカーをポストに貼ること。

実家と我が家用を2枚購入、各ポストに貼ったら「不用品買い取り」「不動産購入」等のポスティングが激減! また、〇〇バの会の宗教勧誘等の訪問も無くなりました。

 『悪質な場合は警察に通報…』の言葉がインパクトあるのかも…これは本当に良かった♪

※本記事には広告が含まれます※

  1.  
  2. 宅配業者の不在通知: 不在通知が届いた場合、まずは通知が本物かどうかを、ご家族に確認します。本物であれば、再配達の手続きを行いますが、怪しい発信元には絶対に個人情報やクレジットカード情報などを提供してはいけません。また宅配業者自体が不審に思えた場合は、警察や消費者保護機関に報告することも考えましょう。

2.不審な健康食品・カニなどの海産物が大量にある…

「送り付け商法」を一度疑ってみましょう。突然、ご家族が知らない事業者から電話があり、海産物などの購⼊を勧められ、断ったはずなのに数⽇後に荷物が代引きで届くという⼿⼝です。

「頼んでもいないのに、送られてきた」とご家族は思っていても、実際には送られてくる前に事業者から「カニを送るから」などと電話があり、キッパリと断れなかったり、曖昧な返事をしている場合が多く見受けられます。

また「電話があったことを忘れている」場合もあります。届いた品物は高額にもかかわらず品質が良くない場合もあり、漬物などの加工食品、健康食品でも同種のトラブルがあります。

特に高齢者の世帯では、届いてしまうと「受け取らざるを得ない」と思い、代金を払ってしまいがちです。

対策:商品の受取りや代⾦の⽀払いには応じない。⼀度代⾦を⽀払ってしまうと返⾦されない恐れが。受け取りたくない場合は、宅配業者に「受け取り拒否」と伝えるよう、ご家族にお願いしておきましょう。


また 強引な電話勧誘で「商品の購⼊に同意してしまった場合」でも、契約書⾯を受け取った⽇から数えて8⽇間はクーリング・オフが可能なので、代行して手続きを。

★後日「クーリング・オフのやり方」については、記述予定です★


3.新品のふとん等、同じような商品が大量にあった。

同じ商品が大量にある場合や、新品が異常に多いなど、異常を感じたらすぐに対処を。「次 々 販 売」と言われる商法を疑ってみましょう。

⾃宅への訪問などで⾔葉巧みに近づき、親切な態度やセールストークで商
品やサービスの契約を結ばせます。

⼀度契約すると、次々に別の契約を持ち掛けます。このように、⼀事業者または複数の事業者が消費者に対して次から次へと契約をさせる⼿⼝です。

家の改築関係、健康⾷品、アクセサリーや宝飾品、着物などに事例あり。

 

対策1:「 訪問時に販売⽬的を告げない事業者は決して家に⼊れ
ない」ようご家族に告げておく。 

対策2:「事業者からプレゼントをもらわない」「無料招待を受けたりしない」

 

4.屋根や外壁、電話機やPC付近に、不審な工事の跡がみられる

「無料で点検します」を口実に「早めに取り替えないと危険」「修理不能」などと不安をあおり、商品やサービスの契約をさせるのが「点検商法」です。

屋根⼯事、⾬樋、床下など、⾒えないところの不具合を指摘し、⼯事や修理などを⼝実に⾼額契約の勧誘が⾏われます。偽造した証拠写真を用意している場合も…

「近所で工事しているので御挨拶に」と言う工事業者に、皆さんも遭遇したことがあるのではないでしょうか? 不具合の報告を信じて点検を頼んでしまうと、高額なリフォーム工事の勧誘をされるので注意が必要です。

一か所の工事が終了すると、別の箇所も必要だと勧誘されて、次々とリフォーム工事の契約を締結させられることもあります。

また「火災保険を使えば無料で修理ができる」という手口にも注意を。実際は高額な住宅修理工事契約を結ばされることがあります。

高齢のご家族は自己判断してしまい、お子さん達にいちいち相談しないケースも多いですが、お隣さん等と話す機会があったら、「工事の車の出入り」「資材の搬入」等、何か異変がないかを聞いてみることをお勧めします。

家の改修(屋根・⾬樋・床下…)布団、換気扇、給湯器、浄⽔器などで見られる事例。

 

5.複数社から配達された新聞・受け取った景品類を見つけた

新 聞 等の定 期 購 読商法
「新聞屋です」などと⾔って新規勧誘であることを告げずに勧誘員が来訪し、強引に購読契約を勧めます。洗剤やコメといった景品を次々と差し出し、断り切れずにいると、⻑期間にわたる契約や数年後に購読が始まる契約を結ばせるなどの⼿⼝です。

対策1:⾼額な景品は受け取らず、景品につられて契約しない。
対策2:1年以上先から始まる契約はしない。
対策3:景品を受け取っていても、諦めない。訪問販売は、契約書を受け取ってから8⽇  以内であれば、クーリング・オフできる。

 

うさみみ家でも、新聞をほぼ読まずに「郵便ポストに溜めっぱなし」にしている母の、新聞定期契約を停止するのには苦労しました。高齢者は「新聞を定期購読することは、まともな家庭である証」と信じている場合があります。その姿勢は立派ですが、現実的に利用できているどうかは、家族がシビアに見極める必要があります。

折り込みチラシや、紙面広告による「広告商品購入・定期購入契約」等、他のトラブルの派生を避ける意味でも、必要がなさそうであれば、まず購読金額を縮小していくことから、家族を説得してみましょう。

 

6.不審な業者の出入りは? ご家族が電話口で困ったり、怖がったりしている?

訪問購入(押し買い)という手口があります。

「不要品を買い取る」という、電話やポスティング、軽トラックでの巡回などを、あなたも見たことあるのではないでしょうか?

「元気なうちに身の回りの整理をしておきたい」と考える高齢者は多く、「不要品は何でも買い取る。査定だけでも」などと言葉巧みに上がり込む業者には注意が必要です。

来訪を許してしまうと。依頼した不⽤品には⾒向きもせず、「貴⾦属がないか」と強く要求され、「査定だけなら…」と応じてしまう高齢者は多いようです。

貴⾦属や着物等を⾒せると、相場より安い値段で強引に持ち去られてしまいます。「家に上げる」という行為は、「もし業者とトラブルになったら、居場所が知られている」という点で、心理的に弱い立場になることを理解してもらう必要があります。

家の中で何か所も引き出しを開けた形跡があったり、ふさぎ込んでいるように見えたら、プライドを傷つけないよう注意しながら、事情を聞いてみましょう。

対策1:「買取りを依頼していない人に対する勧誘は、禁⽌」である旨を主張し、勧誘されてもきっぱり断る。
対策2:買い取り業者の訪問を受ける際は、必ず信頼できる⼈に同席をしてもらう。
対策3:売却する場合には、必ず契約書を受け取る。
対策4:代金をもらってしまった商品でも契約日から8日間はクーリング・オフができ、返品してもらえる。
対策5:「必要なら(子どもが)連れて行くよ」と、高齢のご家族には伝えておく。

 チェーン店など店舗型で、名前の通っている「貴金属買取店」に同行すると安心です。金や銀・プラチナはネットで検索すれば「その日の相場」が出てきます。それをメモして、貴金属の純度と重さを参考に、「大よその目安金額」を算定してから行くことをお勧めします。

7.年金受給日付近に注意!カレンダーに不審な印がある場合

カレンダーに支払日、業者の訪問日など不審な印はありませんか?

特に年金受給日(偶数月15日)の前後、詐欺や各方面からの不正アクセスのリスクが高まります。

 

●詐欺被害から高齢者を守るためのコミュニケーション術

高齢者に対する詐欺は増加しており、被害を防ぐためには家族や介護者が上手にコミュニケーションをとることが重要です。まずは安心して話せる雰囲気を作り、日常会話の中で柔らかいトーンの注意喚起を行うことを心がけましょう。

また不審な事が見つかった際も、「問いただすような態度」ではなく、「サポート・助言を求めやすい姿勢を示す」ことが高齢者の信頼を得るポイントになります。

工事や通販、ネットショッピングなどの契約は、高齢者にとっては生活の一環であり、自身の権利を行使する行為です。

本来は「子供世代の意見に左右されることなく、自分の生活を自己決定する権利」があるのだ、ということを念頭に置いたうえで、プライドを傷つけないような言葉かけを。

8.生活費が不足したり、急に節約を宣言する等の変化は?

急に高齢者が「生活必需品の節約」を始めたり、「孫へのお小遣いを渋る」ようになった場合。

金銭的なトラブルに巻き込まれているサインかもしれませんし、健康状態に関する警告サインである場合もあります

老齢に伴う身体的な変化・認知機能の低下により、経済的な判断力が影響を受けているのかも。このような変化を見逃さずに、適切なサポート・医療の提供が受けられるよう、家族や介護職(ケアマネ、ヘルパーさん等)、お隣さん等とのコミュニケーションを重視しましょう

9.預金通帳などに、不審な出金の記録はないか

「預金通帳を素直に見せてくれるような親だったら、困らないよ!」という声が聞こえてきそうです…(汗)…うちもそうでした。お金の話を率直にできる親子関係であれば、早めに手を打てますが、子供が確認しようとすると親世代が警戒して態度を硬化させたり、「年を取ったからといって、馬鹿にするな!」と怒鳴られる可能性も…

これも「7.カレンダー」の項目にもあるように、コミュニケーションの問題なのですが、ある日突然、介護や財産について等、デリケートな話を始めるのは、親にも子にもハードルが高い…。日頃からの親とのコミュニケーションをどう築いていくか… 

それに悩んだ私が参考にしたのが、以下↓の動画です。「週に一回の親との雑談を、自分自身の習慣にしてしまう」。曜日や時間を固定して、「もうすぐ、うさみみから電話あるはずだわ…」と親に思い浮かべてもらえる状態になると、様々な日常生活のトラブルを、気軽に話し合える下地ができると思います。

 

youtu.be

介護アドバイザー・横井孝治さんの動画です。

それまで顔を合わす機会も電話で話す機会も少なかった親に、いきなり介護の話を切り出したところで嫌がられるのは当然の話。 毎週決まった時間に、1分間で良いので電話で雑談をする習慣を身につけ、まずは「親子の会話」「家族の会話」を取り戻していきましょう。

★★★★★この動画の目次★★★★★ 0:00 オープニング 1:45 事前の心構えは大切 4:05 親との会話を増やす簡単な方法 6:45 親にだけ話させてはダメ 9:32 親に聞いておくべき話 14:16 厚労省発行の虎の巻 15:12 エンディング

 

他にも気を付けたい、経済的損失の例を挙げておきます。

●定 期 購 ⼊
「インターネットなどの広告画⾯からサプリメントや化粧品などをお試し価
格で申し込んだら、実は複数回購⼊が必要な定期購⼊だった。」というケース…。

うさみみ家の前回の記事でも、そのパターンでした↓

https://blog.hatena.ne.jp/usamimi33/usamimi33.hatenablog.com/edit?entry=6801883189078876109

特にインターネット通信販売では、契約内容がわかりにくく、よく⾒ないと定期購⼊だと気付かない場合があります。

●偽 サ イ ト
「代⾦を⽀払ったのに商品が届かない。」というケースも。業者にクレームを伝えたところ連絡も取れなくなるなど、詐欺の可能性が⾼く、返⾦は極めて困難です。

対策1:「サイトに運営事業者名、事業者の所在地、電話番号が記載されていない」「サイトの⽇本語表現が不⾃然」「⽀払⽅法が現⾦による前払いのみ」「代⾦の振込先⼝座が個⼈名義」などの場合は注意。


対策2:クレジットカード番号などの個⼈情報を詐取することが⽬的である場合もあるので、少しでも不審な点があるサイトの利⽤、個⼈情報を⼊⼒しない。

 

10.コンビニなどでプリペイドカードを大量に購入した形跡がある

「うちの親がプリペイドカード…ありえない」という思い込みを一度外し、お財布の中を確認したり、購入履歴がわかるレシートなどをチェックしておくと安心です。

コンビニ店からは「高齢者が大量購入するケースが増えている」という報告が。

70代男性のケース:コンビニ店員が気になって事情を聴いたところ、「家族からカードを買って、番号を教えるように頼まれた」と言いながら、男性は詮索(せんさく)されたくなかったのか、すぐに帰ろうとする…。

店員さんは詐欺を疑い、男性が差し出したLINEトーク画面を確認。相手のアカウントには、グレー(未認証)の公式マークがついており「500万円の支援金を受け取るために1万円の支払いが必要」とのLINEメッセージが…。

このケースは店員さんが機転を利かせ、110番通報した事で事なきを得ました。

「パソコンが動かなくなった。(画面に表示された)グーグルの番号に電話したら、サポートに3万5千円必要…」「グーグルプレイカードで支払うことになっている」海外の会社だから、電話の人も外国人のようだった…等、高齢者ご本人が信じ込んでいることが多く、家族が見つけるのも難しいケースですが、連続した被害を防ぐ意味でも気をつけておきましょう。

対策:直ちに金融機関や公的相談機関、警察に通報し、問題の解決に向けてサポートを受けましょう。高齢者の財産と安全を守るためには、迅速な対応が必要です。

***********************************

以上、あまりにも長くなってしまい、すっかり更新が遅れて…(;'∀')…

まずは10項目…対策編や、うさみみ家の場合どうだったか等、書きたいことは多々あるのですが、今後の手直しで対応し、まずはアップしてみようかと…どうぞよろしくお願いいたします。

****ゆるゆるやっていきましょう…*********

早期発見のカギ:認知症の兆候を見逃さないために、買い物行動に注目!

認知症ケアの秘訣:『早期発見が有効』リアルなチェックポイント

認知症(要介護2)母の独居に、「通販で購入した商品の代金を支払え」という弁護士からの督促状が、続々と届き始めました…

UnsplashのWilliam Warbyが撮影した写真

 

通販の落とし穴家族が知るべき3つの注意ポイント

 

【①包装資材の異常な蓄積】

 

通販の包装資材やレジ袋等が、普段使わない部屋や押し入れ等、わかりにくい場所に異常にたまっている場合、その人の買い物行動に問題がおきているかもしれません。

本人が「自らの行動や買い物に責任を感じていない場合」もあると思いますが、私の母の場合は「購入で失敗したことを他者に知られたくない」という心理的なプレッシャーで苦しんでいるように見えました。

認知症の特に初期では、自身の認知機能の低下・行動の変化を理解していて「かつての自分とのギャップを感じ、周囲から理解を得られなくなること」を恐れる気持ちがあるのかも…

 

【②冷蔵庫や浴室、ドレッサー周りに重ね買いの品が増える】

 

認知症が進むと、自己認識や時間の把握が難しくなることがあります。

このため過去の行動や購入に対しても把握が難しく、一貫性を欠いてしまうようです。

 

何度も同じ商品を購入したり、必要のないものを大量に買ったり…。

これは過去の経験や行動が新しい行動に影響を与えにくくなる結果です。

 

【③大量で、びっしり書き込まれたメモ用紙の残留】

 

もし大量の手書きメモを見つけた場合は、認知症に関連する行動パターンの変化として留意する必要があります。

 

認知症の本人が忘れやすくなったり、物事の順序を追いにくくなったりする中で、自衛のための補助行為である可能性が高いです。

 

書き込む行動を繰り返すことで、自身が生活する上での不安や混乱を軽減しようとしている…と考えると、それが問題行動に繋がっていない場合、周りが止める必要はないと思います。

 

「文字を書く、メモを読み返す」という行動自体は、認知機能の衰えを防止するために有効です。

 

でも内容が「商品名やフリーダイヤルなどの異常な蓄積」であった場合、通販依存を疑う必要があるでしょう。

 

「テレビショッピングの華やかな商品紹介」や「ダイレクトメール・折り込み広告の魅力的なキャッチフレーズ」は買い物依存の引き金になる可能性があります。

判断の衰えと孤独を感じる認知症患者にとっては特に、一瞬の楽しさや興奮をもたらす刺激になるでしょう…。

 

またフリーダイアルの先にいる「企業の受注担当者との言葉のやりとり」自体が、『貴重な対話の瞬間』と映ることもあるのではないでしょうか。

 

認知症ケアの秘訣4:『自己有利の法則』の重要性と学び

「『自分にとって不利なことは絶対認めない』というものです。

言い返しがあまりにも素早くしかも難しいことわざなどを交えてするので、周囲の者は本人が認知症になっているとはとても思えません。

しかし、言い訳の内容には明らかな誤りや矛盾が含まれているため、「都合のよいことばかり言う自分勝手な人」

「嘘つきだ」など、本人を低い人格の持ち主と考えて、そのことで介護意欲を低下させてしまう家族も少なくないようです。

こうした認知症の人の言動には、自己保存のメカニズムが本能的に働いているにちがいありません。

つまり、人はだれでも、自分の能力低下や生存に必要なものの喪失を認めようとしない傾向をもっており、認知症の人も同様なのです。

~杉山孝博氏(川崎幸クリニック院長)の「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228 より抜粋~(第3法則が「自己有利の法則」)

母の場合は「お父さんが特養に入ったから節約のためにも、私も少しくらい一人暮らしを頑張らないと」という言葉を、よく繰り返していました。

 

そんな思いがあるのに「不要な買い物で浪費してしまう」自分自身に対して、自尊心が低下していたのかもと今では思います。

 

また「弁護士から督促された」という事実に、「自分が築いてきた社会的な信用が一気に崩されるかのような恐怖」を抱いていたのではないか…とも。

 

こちらは責めているつもりが全くなくても、「買い物で失敗をしてしまった」のを見つからないよう、私が訪問する直前に、荷物の山を別の部屋に隠したり、「他の人には内緒にしてちょうだい」と頼んできたり…。

 

身に覚えのない「通販の宅配便」「代引きの郵便物」が届くたびに、母は混乱し追い詰められていくようでした。

 

買い物依存に陥っており、自分が通販を注文した当初の興奮から覚めて後悔し、自分の記憶がないことに脅え、このまま認知症が進んでいくことへの恐怖と相まって、一層のストレスを感じてしまっていたのかと…。

 

私は実家を度々訪れ、荷物の山を選り分け、郵便物を処理し、支払いや解約手続きを淡々と進めていましたが、母の溜まったストレスが爆発して八つ当たりされることも増えていきました。

 

「さっさと持って行ってちょうだいよ!そんなもの!」と突然叫びだしたり、「私には記憶がないんだから!ほんっとに迷惑なのよ!そんなものが続々と届くなんていうことは!!」と、傍からは逆ギレとしか思われないような言葉が延々と続くことも…

 

そのような暴言モードに母が入るたび、私は力なくため息を付き、一刻も早く実家を立ち去ろう…と作業を急いだものです。

 

同居している訳ではないため、巻き込まれ過ぎずに済んだように思えますが、あの頃は実家を訪れるのが辛く、母の機嫌が悪そうな気配を感じるとうんざりしたのを覚えています…

 

------------「通販商品」解決法については、次回へ-----------------------

 

■「自分の能力低下・喪失を認めようとしない傾向」とは

 

今現在、母はグループホームに入居が始め、滞在後ひと月たちました。

幸い施設のことを気に入ってくれて、一緒に行動するお友達もでき、娘としても幾らか落ち着いた日々を過ごすことができるように。

 

「能力低下を認めない」について、改めて自分に置き換えて考える…。

 

私もアラフィフ…家事でも文章作成でも(笑…)無理が効かなくなっているのを感じる部分は、正直あります…

 

それでも「能力低下」にばかり意識を向けると、気持ちは沈みますし、

少しでも「能力維持…あわよくば向上だってさせていきたい…」と思ってしまう、『生存本能に有利に働きかけたい』思惑だってあります…

 

「年のせい」とか「父の…母の世話をしていなければ」「子どもが…」…と考えたくなってしまう時もありますが、

 

そういったマイナスに働きかねない要素があるからこそ、体験した経験値は確実に積み重なっている訳で、

 

「自分なり年齢相応の成長に繋がっている」…と楽観的に考えるようにしています。

 

「他者のせい」にしたり「能力低下の言い訳」を考えても、気持ち良いものではないですし、

 

何よりも自分自身を大事にしてあげて、これからの可能性を認めてあげる気持ちが大事なように思います。

 

あまりに「お花畑なものの言い方」と感じる方もいるかとは思いますが…

 

「自分が少しでも楽に思えるように』「少しでも気分よく、少しでも向上する余地を残してあげられるように」…

 

もちろん人の世話になってばかり…という時期が来たら「老い」を認めざるを得ない…

 

認める部分は潔く認めて…それでも、伸ばせる部分に少しでも目を向けて…

 

どうなるかは…最後の瞬間まで分からないですけど(;・∀・)…

 

-------ゆるゆるやっていきましょう…-----

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心に優しい風景 :  認知症の親の話を聞くために学んだこと

前回(80歳実母の認知症)の続き…。今回で一度この話は終了予定…

https://blog.hatena.ne.jp/usamimi33/usamimi33.hatenablog.com/edit?entry=6801883189077680686

■「弟には話すな」…と命じる実母…なんでそんな事言うの!?

UnsplashのSigmundが撮影した写真

 

認知症ケアのリアル体験:昼休み中に、母からの電話が…


「もしもし、うさみみ?」

職場での昼休み、ワイヤレスイヤホンとiPadでダンス動画を観ていたら、また母から電話が…。

 

「ちょっと、外に出るから待ってて…」

周りには、机で仮眠中の同僚もいるし、不審な話を突然はじめる実母との会話を周りに聞かれる訳にもいかない…。

 

中庭に面した渡り廊下に出たら、夏の空が広がり…。

…もう8月、母が父を連れて実家を出て2か月が経とうとしていました。

 

「…もう話しても、大丈夫?」

母にしては珍しく、私の状況への配慮が…認知症の調子がいい日なのだろうか…

 

「あのね、お父さんのことだけど、9月に特別養護老人ホームに入れそう。空きがでたと、ケアマネさんから連絡があったの」

 

W県の親戚宅に滞在中、近くの『有料老人のショートステイに、父はすぐ入所させられており、母だけが親戚宅に居候している状況だった。母一人でW県のショートステイの手配ができるはずはなく、おそらく誰かが手配した上で2人を呼び寄せたと、私は感じていた…

 

「そうなの!それは良かったじゃな~い」やや大げさに声を弾ませ、母の話の続きを待つ…母は私の声のトーンに敏感になっており、少しでも否定感があるとすぐに電話を切ると、この時既に学んでいました。


認知症ケアの秘訣2:『感情残像の法則』の重要性と学び


認知症の人は(中略)自分が話したり、聞いたり、行動したことはすぐに忘れてしまいます。

しかし、感情の世界はしっかりと残っていて、瞬間的に目に入った光が消えたあとでも残像として残るように、その人がその時いだいた感惰は相当時間続きます。

(中略)記憶などの知的能力の低下によって、―般常織が通用する理性の世界から出てしまって、感情が支配する世界に住んでいると考えたらよいでしょう。
 

~杉山孝博氏(川崎幸クリニック院長)の「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228 より抜粋~(第5法則が「感情残像」)

 

今の母は「話を全て受け入れ、共感を表しながら傾聴してくれること」を強く望んでいるのだと、何度も心に浮かべながら…。

 

認知症になる前は、こちらの意見も聞いてくれたけれど、最近の電話ではいつも、私の機嫌を伺う気配がありました。

 

少しでも母を問いただすようなニュアンスがあると電話は切れてしまい、次の電話がくるまで日数がかかります。

 

「うさみみに言っておきたいの…今色んな事が進んでいるから『私がうさみみに話すことを、Kちゃん(うさみみ弟)には言わない』と約束して。理由はまた話す…とにかく約束ね」それだけ言って、母の電話はまた切れました。

 

私は茫然としたまま、中庭の木々と夏空を見上げました…。

木々の葉は優しく風に揺れ、蝉の声が中庭を満たし、足元の水辺には波紋が広がっていました。世界は変わらないのに、母だけなぜ…

 

なんで『弟に話すな』と…二人で話し合いながら不安な気持ちを分け合っているのに…兄弟を分断するようなことを、なぜ?…

 

一人でミステリーの世界にいる、人間不信気味の母の事がとても心配でした。母の電話があるたび、私も突然薄暗い世界に引き込まれるように感じていました。

 

誰かにこの気持ちを聞いてもらいたい…そんな時は前述のフリーダイアル

公益社団法人である「認知症の人と家族の会」(https://www.alzheimer.or.jp/

 

仕事が休みの朝に電波時計を電話の前におき、10時に数字が揃うと同時に初回電話コールが入るように…。

 

一度タイミングがずれると、回線が塞がり続け、午後3時の相談終了まで繋がらないこともありました。認知症の悩みは、それだけ数が多く、それだけ話を聞いてもらいたいのだ…。

 

もしかすると、認知症の家族と二人っきりで、同居している介護者の方…

もしかすると、認知症の当事者の、深刻な嘆きの電話…

もしかすると、眠れない夜を過ごして、10時の電話受付を待っていた人…

 

そんな人を差し置いて、この程度の不安で回線をひとつ使っていいのか…何度もそう思い、電話越しの相談者に聞いてみました。

 

「いいんですよ。認知症は重度の方が悩みがたくさんあると思ってます? 一概にそうとも言い切れないんです。

実はね、認知症が軽い段階だと自我もしっかりあるし、行動力も残っているでしょ? 普通の人と同じように動き回るけれど、考えることが少しずれてきている…。

その方が、ご家族にとって悩みが大きい時期だったという場合もあるんです」

 

認知症ケアの秘訣3:自分は『認知ケア初心者』と自覚しよう

その言葉を聞いて、霧が晴れるような思いになりました。

 

そうか…私はまだ「認知症ケア初心者」…認知症のことを良く知らず「家族を何とかしたい」と思う気持ちだけで、空回りしている…

 

初心者が辛い時は遠慮せず先輩に相談して、学びを得て中級者になればいい…。

割と当たり前のことが、認知症にいざ向き合うとできなくなる…。

 

そこで、ふと思う…「話を受け入れ、共感をもって傾聴してほしい」のは、果たして認知症患者にだけ起こる感情なのでしょうか… 

 

もし、全ての人が、同じような話の聞き方ができるとしたら… 

 

全ては無理でも、一度話を受け入れ、相手の余裕があると感じた後に、自分の意見を伝えるよう心掛けられたら… 

 

自分自身のコミュニケーションの在り方を、内省する機会となりました…

世界を変えられる一歩は、案外そんな所にあるのかもしれません。

※本記事には広告が含まれます※

 

アルツハイマー病の新薬             「レカネマブ」…って、いったい何の話!?(追記R5.2月)

今日は、前回の話(80歳実母の認知症)の続きになります。

https://blog.hatena.ne.jp/usamimi33/usamimi33.hatenablog.com/edit?entry=6801883189077680686

■実母の唐突な電話に疑問…「開発中の新薬」とは??

  1. UnsplashのFirmbee.comが撮影した写真
  2. 母の話で、一番訳がわからないのが、

    「高い値段だけど…今開発中の最先端の薬で治るかもしれない…」という部分。

     

  3. 「その薬の名前は、何ていうの?」

  4. 「ええーーっと…ちょっと待ってね…(メモを探す音)レ…レカネ…マブ?らしいの」

  5.  

「高い値段っていうけど…、そのお金の支払いはどうするつもり?」

「……詳しくは、また話すけど……お金を出してくれる人がいるの……あっ!…

 それじゃあ、また電話するから…」

ガチャ!と音をたてて通話は終了しました。

 

色々気になるけど…まず私にできることは「レカネマブ」を検索すること。

 

アルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ」について

たくさんの候補の中から、まず私が選んだのは、NHKの記事…

(ここでは、今現在の最新と思われるリンクを貼ってみます…)

www3.nhk.or.j

私が電話を受けた2年前の時点では、まだ米国での承認が取れるかわからず、記事も希望的観測を伝えるだけ…

 

同じ会社の先行商品「アデュカヌマブ」が『株価が値上がりするほど多くの期待を集めながら、米国FDAでの認可に至らず…』という話も検索で見つかりました。

 

一度挫折した新薬の第二弾「レカネマブ」…その当時で『米国で検討が続いている新薬らしい…』。また米国の制度下では、超高額な商品になるらしいとのことも…

 

そして『米国で認可された後に、日本も採用される可能性がある』という…調べれば調べるほど、雲をつかむような話に思えました…

 

ひょっとして母は誰かに騙されているのではないか…

いや母を騙して何のメリットがある…

いやいや…そうは言っても、正体不明の健康食品に、随分の出費をし続けてきた母のことだから…

 

考えはぐるぐる巡ります… 滞在先の親戚宅への連絡は弟に頼みっぱなしでしたが、「誰かに騙されていやしないか…」と、弟に伝えるべきか…

いや、余計な心配させるだけだから、もう少し何かを掴んでからにしよう…

 

------------------------------------次回へ-------------   

「レカネマブ」についての、現在の私の思いを追記します(2024/02/07追記)

上記のNHK動画にあるように、「若年性のアルツハイマー認知症患者の方にとって、希望の光である」と思う「レカネマブ」ですが、80歳と高齢の母にとっては、副作用も心配で、治療の手間がかかり(2週間に一度、1時間程度の点滴)、高額医療費助成の対象とはいっても、高額区分の限度ギリギリの支払いが予想される割に、効果が少ない…ものであるように思っています。

 

(私は専門家ではないので判断については、ご自身で検索等していただき、賛否等様々な意見を比べていただければと思います。)

 

「レカネマブ」の認可が具体的になり始めた頃、いち早く具体的な動画を出してくださっていたのが、下記、認知症専門医である、長谷川嘉哉先生のYouTubeチャンネル「ボケ日和 転ばぬ先の知恵」でした。

 

www.youtube.com

 

お笑いコンビ、カラテカ矢部太郎さんが描いたマンガ本もある「ボケ日和」の作者でもある、長谷川先生の発信する情報には本当に、勇気づけられています。

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子供の頃から認知症患者である老家族と同居してきた、ご自身の体験も踏まえた内容。

 

温かい目線で、認知症の当事者と介護する人を支える作品です。専門家がなかなか踏み込んで発言しない「ドキッとする真実」についても切り込まれており、私にとって様々な問題について考える機会になっています。

 

「レカネマブ」にどう向き合うかについて、母との間で合意はまだないのですが、今後の報道等も踏まえて、母と一緒に考えていきたいと思っています。

 

※今回で3本目の投稿になるのですが、予想もしなかった「スター」(←が何なのかを検索して知りました…少しずつお返ししていきます)を付けていただき…読者になってくださった方もいて…。本当に嬉しいです( ;∀;)。ありがとうございます!!

どうぞよろしくお願いします<m(__)m>…

突然の電話からはじまった、実母の異変…

母(80歳)の認知症についての話です。

認知症がいつから始まった?」と聞かれることがありますが、言動がどうもおかしいなと感じたのは、今から2年前の6月頃でしょうか…。

UnsplashのFirmbee.comが撮影した写真

ある日突然の電話が…

「もしもし、うさみみなの?」ある平日の午後、当時はまだ仕事をしていた私の携帯宛に、母から一本の電話がありました。話を聞くと、どうやら別の県に住む母の親戚宅に、認知症の父と二人でしばらくお世話になる…と。

 

あまりに急なことで「どうして?お父さんと一緒に?」と質問しますが、「とにかく決めたから報告だけ!それじゃぁ!」と電話は切れてしまいました。

 

母と同じ市に住む弟に聞いてみたところ、「僕も止めたけど『もう決めた』しか言わないから…」と。私は、母の親戚宅にいるというんだから、呼ばれたんだろう。気になるけど、母は言い出したら聴かないところがあるから…と、そのままに。

 

その後も、母の突然の電話は続き、「実はお父さんだけじゃなく、私も軽度認知症(MCI)だと診断されたの」「高い値段だけど、今開発中の最先端の薬で治るかもしれなくて、そのための検査で他県に来たの…」

 

毎回すぐに電話は切れてしまうし、妙に焦った感じで脈絡のない話をする母の様子、なんだか急にミステリーの世界に迷い込んだような気持になり、弟と一緒に首をかしげるばかりでした。

 

軽度認知症(MCI)と診断されたショックかもしれないし、これ自体が認知症の症状のひとつかもしれない…。これは経験のある人に意見を聞いてみないことには、どう捉えていいのかの判断もつかない…とにかく、せっせと検索して相談先を探しました。

 

公益社団法人である「認知症の人と家族の会」(https://www.alzheimer.or.jp/)を選び、朝10時からの開始ちょうどのタイミングでコールしました。

 

今思えばこの出会いが大正解! 相談者はそのたびに変わりますが「認知症の家族を見てきた経験者」といった印象の落ち着いた女性が、自身の体験をもとにしたアドバイスをしてくれます。他の相談場所、県の窓口や公共機関に電話したこともありますが、私にとっては、このフリーダイヤルの窓口からの回答が、一番しっくりくる事が多かったです。

回答としては「(うさみみ母の場合は)認知症の初期なので、対応に悩みがちなケース…」とのことでした。それでも、いくつか覚えておいて欲しいことがあるとのこと…

 

■一番最初に学んだ、大切な事は「こだわりの法則」

「あるひとつのことに集中すると、そこから抜け出せない。

周囲が説明したり説得したり否定したりすればするほど、逆にこだわり続ける」というのがその内容です。

 

この会の副代表理事でもある、杉山孝博氏(川崎幸クリニック院長)の「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228 

の記事で詳しい内容は読むことができます。(第6法則が「こだわり」)

 

それでは母の「会話を拒むような強いこだわり」をどう扱うか…、結論は「家族として本当に困ること、本人の命に係わるようなこと以外は、まず様子をみては…?」ということで落ち着きました。私としても母の意思が固い以上、無理に説得しても、家族の関係が悪化するばかりのように思いました。

 

弟にもアドバイス内容を伝え「気になるけれど、今の段階では、まず母の意思を尊重する」という事で一致しました。家族の中で方向性を揃えておいて良かったと思います。もちろん、この後に方向性を修正する必要も増えていくのですが…

 

身近な人にほど、認知症の症状は強く出る といいます。身近な人=家族ですから、辛いですよね…。認知症の症状のある家族に対する思いが強ければ強いほど、面倒をみる立場になったご家族の、不安や焦りは大きくなると思います。

 

そんな中でも、不安を一人でため込まないことを、私は心がけました。専門家に相談してみたり、ネットで検索してみたり、公的機関に出向いてみたり…

 

動き始めてみれば、ほんの少しでも前に進んでいるような気がします。遠慮したり「こんな些細なことで、担当者の相談時間を使ってしまっては申し訳ない…」などと思い過ぎずに、悩んだ時には、ご近所の主治医を訪ねるような気持で、ぜひどこかに相談してもらいたいと思います。

 

相談すれば記録が残り、いよいよお手上げになりそうな事態が起きた時、前回の相談内容から先の話をすれば済みます。もしその後、相談する必要が無くなったとしたら、それまでの時間、心の支えになってくれたことに感謝するだけのこと…

 

「無理しすぎず、自分たちなりの範囲で対応していこう」弟と一緒に、最初に決めた方針が今でも私の支えになっています。

 

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認知症になった両親を抱えてはじまる、新たなる旅…。「アラフィフ安らぎの庭」への誘い

はじめまして!お越しいただき、ありがとうございます。

「アラフィフ安らぎの庭」は本日、初めての一歩を踏み出しました。どうぞよろしくお願いします。

現在は主婦をしている、50代の「うさみみ」と申します。

UnsplashAnnie Sprattが撮影した写真

 

このブログでは家庭運営のhow-toや認知症ケアの話を中心に、私自身が感じた戸惑いや悩み…そして周りで支えてくれる家族や、専門家、ネットやYouTube、専門書などの支えを元に、日々少しずつではありますが、成長していくであろう様子を残そうと思っています。

■始まりの庭、心育む場へ

ブログのタイトルには、家族の愛と理解が花開く場所…という思いを込めてみました。ここでは、認知症ケアの知識や日々の事象だけでなく、心豊かな家族の在り方や私自身がどのように心理的成長を遂げるか…日々の気づきや安らぎのヒントについても考えてみたい…。

認知症ケアと向き合う勇気

私自身が認知症という症状と出会ったのは、祖父が入居する特別養護老人ホームを訪れた高校生の時でした。その後大学時代で祖母がグループホームに入り、実の父がMCI(軽度認知障害)と診断されたのが40代の初め。50代を迎える時期になり、実の母もMCI(軽度認知障害)とのこと。

これはいよいよ逃げも隠れもできない…と腹をくくり、認知症のケアに対してようやく正面から向き合いはじめたという状態です。

もちろん個人差はあると思います。

今まで「特に親孝行をしてきた訳でもなんでもない私」ができる範囲の…話になります。

もっと大変な方も、素晴らしいケアを実践されている方もいらっしゃると思います…。あくまでも「いち」サンプルとして見つめていただければ幸いです。

■庭への足跡、親孝行の意味

親孝行…と言うほどのことではないかもしれませんが、親と幸せな交流を増やすコツは、日々の些細な行動に宿り、お互いの心の中で少しずつ育まれるもの…。

今後の投稿では、外部の方から教わった実践的ヒントや、自分の心の持ち方に焦点を当てながら、「家族の幸せ」が各自の最大公倍数として、掛け合わされていくような、「それぞれの家族内のバランス」についても考えていきたいと思っています。

■一歩踏み出す勇気

「アラフィフ安らぎの庭」が散策される方にとって、新しい発見や感動のある場所になりますように…。お越しいただいた皆さまが、私たち家族にとって知恵や発見の泉になってくださいますように。

どうぞ庭の奥に進んで、この旅にご参加ください。皆さまの感想やご自身の体験、ブログに対する要望などを、コメント欄にご記入いただけたら助かります。ますますのご交流を心よりお待ちしております。

profile

■うさみみのプロフィール

みなさま、はじめまして♪

 

このブログは、2022年6月から始まった認知症(要介護2)の実母、認知症(要介護4)の父、の中距離認知症ケアについて綴っています。

 

父方の祖父も祖母も認知症で、特別養護老人ホームにて亡くなっております。

 

独身時代に雑誌(3大出版社、教育系、グッズ系出版社等に寄稿)・広告・WEB記事ライター等を10年ほどしておりました。

 

子育て中から50歳近くまで、公共機関で非常勤職員(副業でタウン紙ライター)として働いていましたが、介護離職と子どもの成長をきっかけにブログを始めてみました。


■ブログのモットー

 

暗くなりがちな介護時期を極力明るく、解決の道筋を共に探しながら過ごしたい…。

「ひとりで抱え&頑張りすぎない」ブログを、ゆるゆる続けます♪

 

♪「周りのご家族や専門家、書籍・無料動画・ネット検索」の力を借りて、

 辛い時期があっても、一緒に乗り切りましょう!♪


■家族構成

本人(うさみみ:ブロガー、元雑誌・広告・WEBライター)
1970年年代生まれのアラフォーブロガー。長女で数歳離れた弟あり。

家族構成は夫と子ども2人。

父と母の介護のため、2022年11月に介護離職。認知症サポーター、ユニバーサルマナー検定3級(取得中)日本赤十字救急法救急員。